土曜日, 4月 17, 2010

シーズンインアミーゴス

志摩スペイン村 3月の春休みに家族で志摩スペイン村に行きました。高額なパスポート、高額な飲食物、何時間もの待ち時間が嫌いな我が家では、テーマパークと言えばスペイン村です。これまでにも何回も行きました。以前は親戚の別荘を利用させていただいておりましたが、売却されましたので、ホテルを探すこととしました。本当はホテル志摩スペイン村に泊まりたかったのですが、あれこれ迷っているうちに、お得なプランが満室になってしまいました。そんなわけで、1万円以上も出して、古くて汚いホテルに泊まるリスクを犯すよりも、安さを優先させてシーズンインアミーゴスを予約しました。シーズンアミーゴスは情報が少ないので、私たちの行動を参考にしてもらえれば、幸いです。
 ホテルに午前に到着し、車をホテル前の無料駐車場に止め、フロントで宿泊代金を前払い現金で支払います。一人3500円と格安です。貸しマンションのような構造で、新しくはありませんが、使用頻度が少なく、館内は比較的清潔です。
 先にチェックインする必要があるのは、駐車場代を浮かせ、割引券をもらうためです。エスパーニャとひまわりの湯の割引券をもらいます。かばんは車のトランクに残し、約20分に1本のシャトルバスを待ちます。シャトルバスは、バス亭はありませんが、シーズンインアミーゴス前の道路に止まってくれます。ホテルフロント前の駐車場までは着てくれませんので、慌てる必要はありませんが、時間がきたら道路近くで待たれるとよいと思います。自家用車でエスパーニャまで行くと、駐車場代金が確か1000円必要ですので、シャトルバスの方がお得です。
 エスパーニャで遊んだ後は、シャトルバスでアミーゴスに戻り、夕食を食べに鵜方市街地に車で出かけます。飲食店はあらかじめ、ネットで候補一覧を作成しておきました。地元の料理を食べた後は、ここがポイントですが翌日の朝食のおかずをスーパーに立ち寄り、買います。
 車でそのままひまわりの湯に行きます。駐車場はホテル専用が満車のため、エスパーニャの駐車場を利用しなければなりませんが、ここがポイントですが、駐車場入り口で発行されるレシートをひまわりの湯まで持参します。
 レシートを提出すると、駐車場代の1000円分が、ひまわりの湯の入湯料から差し引かれます。勿論、割引券と併用できます。つまり、大人2名以上なら実質、駐車場代が無料になります(日帰り入浴施設なら当たり前ですが)。ひまわりの湯は、土曜日夜で混雑していましたが、清潔で、日帰り入浴施設の中では上位にランクされる温泉と思われます。露天風呂が開放的で、ぬるめの湯温が気持ちよいです。
 さて、電車でアミーゴスに泊まられた方のために、ひまわりの湯からアミーゴスへのシャトルバスがあります。確か、夜9時ごろまで20-30分毎にあったと思います。車がない人は、ホテル志摩スペイン村のレストランを予約して食べるか(高いが)、シーズンインアミーゴスの客室に宅配ピザのチラシがあるので、ピザの出前にするか、最悪はアミーゴスに冷凍おにぎりやカップラーメンの自動販売機があるので、これらを利用してください。
 部屋にはトイレ一体型のユニットバスがあります。トイレはシャワー付きではありません。部屋にはシングルベッドが3つありますが、あとは通路で歩くのがやっとの狭さです。エアコン、湯沸しポット、煎茶ティーパックはありました。扉の廊下側は経年変化でよごれた感じでしたが、部屋はあまり使われていないようで、古さの中にも清潔感があります。浴衣があり、シーツはきちんと洗濯したものでした。布団は、羽毛でなく毛布一枚なので、エアコンをつけていましたが、寒がりの妻は寒かったと話しております。一点豪華主義か、テレビは液晶で24インチくらいのがおいてあります。寝るだけと割り切れば十分以上です。そういえば、かみそりは、フロントのかごの中においてありました。
 シーズンインアミーゴスでは朝食としてパンとコーヒー、紅茶、煎茶がおまけ程度で付いてきます。パンは事前に調べたネットの情報では、暖かくて、おいしかったと書いてありましたが、私が宿泊した日は量は十分ありましたが、普通の冷たいコッペパンでした。コーヒーはコーヒーサーバー、紅茶と煎茶はティーパックでした。カップは使い捨ての紙コップです。皿はあります。かって知ったるのリピーターは、ネットで書き込みが多々あるように、ジャムを小分けして持参されています。私たちは、前日夜にスーパーで購入した、薄切りハムと家から持参したナイフでパンを切ってサンドイッチを作りました。そのほか、購入した果物、ヨーグルトを食べました。ずぼらな人は、自販機の冷凍食品やカップめんを食べている人もいました。
 シーズンアミーゴスは、格安で、営業日も限られているので、泊まってみるまでは不安でしたが、はっきり言ってお値段以上だと思います。ベッドメイキングと部屋の掃除代だけでも人件費で数千円かかりそうですが、朝食もおまけと考えれば、下手な古びた温泉宿に泊まるよりはずっとよいことが分かりました。不況の今、特に小さなお子様が多いご家族の強い味方になるでしょう。

 エスパーニャへは久しぶりに行きましたが、割引券を利用し安くパスポートを購入しました。オフィシャルホテルの2デイパス3000円も魅力的ですが、待ち時間が少ないエスパーニャは1日で十分満喫できます。新しくなった3Dの映画アトラクションは、大人でも楽しめお勧めです。キャラメルポップコーン350円がお気に入りですが、量が少なくなっていたのが残念でした。パエリヤの実演販売では、1000円と割高なものの、味は本格的です。(少々高いですが、味はよいので、販売方法に問題があると思われます。拡声器で宣伝されていましたが、早口でかつ、スピーカーの置いてある場所が悪く、ほとんど聞こえません。また、何人はスタッフがいましたが、そのことを誰一人指摘されず、また確認しようともしていませんでした。パエリヤにはなぜかコーンスープが付きますが、パエリヤには合いません。売れなければ試食コーナーを臨時でしてもよいと思います。1000円は割高感がありますから、スープをやめるかお茶にして、値段を下げるなどの努力が必要かと思います。)実演販売近くの、スペイン料理の簡易店内のパエリヤは電子レンジなのでお奨めできません。また、その店でサングリアを注文したところ、サングリアとは似てもにつかぬ、透明なソーダ液が出てきました。店員に本当にサングリアかと問い詰めると、業者が変わり、酎ハイをサングリアとして販売していることが判明、全額返金してもらえましたが、本来あってはならないことのはずです。ストリートパフォーマンスでは、道化師役がマイクで話しながら演技をしていましたが、スピーカーの音が最悪でした。音量は大きく、音はこもり、もごもごとだけで何をいっているのかが聞き取りにくく、不快でした。スタッフも当たりまえと思っているのか、だれも気に留めていないようでした。他のテーマパークにあるファストパスの販売のような、お金を払えば優先的に入場できる券を販売していました。ならばなくてよくするように、入場口で一人一枚の施設集合時間紙を配るなどで、客の公平性と負担を減らすことはできないでしょうか。エスパーニャには合わないサービスだと思います。
 以上エスパーニャも新しいアトラクションを導入し、努力していますが、全体でみると、まだまだ改善の余地がありそうです。エスパーニャ愛好家としてあえて厳しくなりますが、需要にあったサービスが提供されていないと思われます。ディズニーランドやUSJより立地条件が悪いですが、豊富な海や山の幸があるはずです。宿泊施設もたくさんあります。それが、いつまでたっても生かされていません。冷凍物なら保存がきくためでしょうが、客のニーズとはあわず、また、優秀な近鉄グループのシェフたちの腕がいかされないままとなっていると思います。土曜日で、ある程度の客が入場していますので、客の行動を見ていれば、どこを直せばよいか、おのずと答えが出てくると思うのですが(鳥羽水族館はがんばっている感じが伝わってきました)。
 辛口旅行記になってしまいましたが、全体としては楽しかったので、また遊びに行きたいと思っています。

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自動車暦10

スバルレガシィ(4代目) BL型B4セダン3.0R 4代目も水平対向6気筒の3リットル車です。3代目では「低速トルクが小さい」との批評でしたが、逆に4代目は発進時に飛び出し感が出てしまい、エンジン始動直後の出だしには注意が必要です。3代目より軽量で、かつワゴンより軽いため、燃費がよくなることを期待していましたが、私が通勤で使う限りでは、9.5-10km/リットルとあまり変わらないようです。3代目GT30と最も違うのは乗り心地と静粛性です。こちらの方が低速の角がとれて、やわらかく上質な乗り心地と、確実に静かになっています。路面が不整な部分では、多少の頭部ゆすられ感がありますが、これ以上やわらかくなると逆にフワフワになりすぎる危険性がありそうです。私には、これぐらいの乗り心地があっているようです。また、純正のオーディオの音が格段によくなっているのには驚きました。本皮電動シートですが、ひどい腰痛はないものの、どれだけ調節しても体にしっくりきません。3代目よりもエンジン音は静かになりましたが、2千回転前後でややこもった排気音に聞こえることが気になっています。細かい点で、うれしい装備は、運転席サンバイザーに照明付の鏡が付いたこと、ドアがほぼ任意の位置で止まることです。

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自動車暦9

スバルレガシィ(3代目) GT30 3代目レガシィはついに、ポルシェと同じ水平対向6気筒に乗ることができました。実は、排気量は3リットルもあるのに、出だしはゆっくりで、雑誌には「低速トルクが小さい」と書かれていますが、おかげで追突事故の危険性が少なく、これはこれでよいと思っています。ダンパーは黄色でいわゆるビル足(ビルシュタイン)だと思いますが、低中速ではゴツゴツ感があり、アクセルに路面の凹凸が伝わってきます。よく言えば、スポーティですが、悪く言えば乗り心地がよくない設定です。低速でのゴツゴツと引き換えに、高速道路での直進安定性やレーンチェンジでは抜群の性能を発揮し、高速走行に向いた自動車だと思っています。純正タイヤは215/45/17サイズのポテンザでしたが、タイヤが擦り減って車検ついでにスバルディーラーに交換を相談したところ、「4本で10万円」と言われ、「これは安い」と交換を依頼しました。ところが、ついてきたタイヤはブリジストンプレイズでした。担当者との信頼がゆらいだ瞬間でした。わだちでハンドルがとられなくなったことはよい点ですが、タイヤの音がうるさく、次は静音タイヤか、エコタイヤにしようと考えています。レガシィと言えばその独特のバッバッバッバッと聞こえる排気音がそれまでの特徴で、6気筒エンジンのフィーリングと排気音のみで購入するに値する個性を持っていると思います。しかし、レガシィ最大の欠点はシートです。多くの方が報告されていますが、とても人間工学を考えたとは思えない、腰痛症を増やそうとしているとしか思えない、最低のシートだと個人的には思っています。乗れば乗るほど腰が痛くなってしまうため、このシートの不出来を理由のみで、購入をやめる理由になると考えています。私は、低反発クッションを3個使用することで、対症していました。シートにはお金をかけるべきです。発売前には整形外科医に相談するべきです。その点、外車の中にはすばらしいシートの車がいくつかあり、シートの出来のみで購入したくなる車があることは、ぜひ見習ってほしいものです。最後に、燃費ですが、一人で丁重に乗って約10km/リットルでした。(レガシィのシートに体型が合い、腰が痛くならない人がうらやましい。)

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自動車暦8

スバルレガシィ(2代目 2台目) BD型セダン 我が家では、父がワゴンが好きになれず(理由は自動車暦7を参照)、セダンを買い足すことになりました。実用性は、経済性を考慮して2リットルSOHCシルバーカラーとなりました。実用上はなんら問題はなかったのですが、さすがに出だしや加速は遅く面白みに欠ける車でした。逆に、全然壊れずエコカー減税の13年長の下取り車になるまで、現役で使用していました。さすがに、最後はシートやタイヤはへたっていましたが、エコカー減税がなければ、おそらくまだまだ使用していたと思います。

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自動車暦7

スバルレガシィ(2代目) BG型250T 私とレガシィの付き合いは2,3,4代の3世代になります。初代レガシィが誕生した時、外観が、それまでのいかにも群馬県的なレオーネと異なり、ドイツ車的な印象を受けた覚えがあります。我が家でも購入の候補となったのですが、購入期間のタイミングの問題と、エンジン音がうるさいと聞いたことや、知人から「オイルが漏れる欠陥が見つかり、発売直後にエンジンを載せ変えた」と聞き、結局初代は購入せずでした。代車で、セダンRSや、ワゴンGTに乗りましたが、悪くはない印象でした。ところが、発売当時はほとんどの自動車評論家はけちょんけちょんの酷評でした。某自動車情報のテレビ番組では、エンブレムのマークまでにダメ出しをしていました。実際は皆さんがご存知のとおり、その後のワゴンブームの火付け役となり、ヒットした経緯があります。
 さて、話がそれましたが、私は2.5リットルのブリティッシュグリーンカラーのワゴンに乗っていました。初代がドイツ的デザインなら、2代目はややフランス的なデザインの印象を受けました。今でこそ、2.5リットル程度の4気筒はめずらしくはありませんが、当時は2.5リットルになると6気筒が主流で、大排気量4気筒でしかも、水平対向エンジンというのが魅力的でした。販売の主力は2.0ターボでしたが、レオーネでターボに乗っていたこと、および初代レガシィターボは燃費が悪かったことから、2.5リットルを購入することとなりました。乗り味は決してスポーティではありませんでしたが、長距離を安心してドライブできる全般的に乗り心地のよい車でした。タイヤはミシュランのグリーンタイヤで、転がり抵抗が少なく燃費が少しよくなるタイヤだったと思います。友人との旅行、スキー、引越しなどに活躍しました。そういえば、私が始めて一人暮らしを始めたとき、レガシィに荷物を詰め込んで、一回で引越しをすることができ、初めてのワゴン車でしたが、その積載能力の高さに驚かされました。私は、この車以降、ワゴンが好きになりましたが、父は「バン」と呼び、仕事用の車や、霊柩車のイメージがあるようで、あまり、好きではなかったようでした。

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