土曜日, 4月 17, 2010

自動車暦9

スバルレガシィ(3代目) GT30 3代目レガシィはついに、ポルシェと同じ水平対向6気筒に乗ることができました。実は、排気量は3リットルもあるのに、出だしはゆっくりで、雑誌には「低速トルクが小さい」と書かれていますが、おかげで追突事故の危険性が少なく、これはこれでよいと思っています。ダンパーは黄色でいわゆるビル足(ビルシュタイン)だと思いますが、低中速ではゴツゴツ感があり、アクセルに路面の凹凸が伝わってきます。よく言えば、スポーティですが、悪く言えば乗り心地がよくない設定です。低速でのゴツゴツと引き換えに、高速道路での直進安定性やレーンチェンジでは抜群の性能を発揮し、高速走行に向いた自動車だと思っています。純正タイヤは215/45/17サイズのポテンザでしたが、タイヤが擦り減って車検ついでにスバルディーラーに交換を相談したところ、「4本で10万円」と言われ、「これは安い」と交換を依頼しました。ところが、ついてきたタイヤはブリジストンプレイズでした。担当者との信頼がゆらいだ瞬間でした。わだちでハンドルがとられなくなったことはよい点ですが、タイヤの音がうるさく、次は静音タイヤか、エコタイヤにしようと考えています。レガシィと言えばその独特のバッバッバッバッと聞こえる排気音がそれまでの特徴で、6気筒エンジンのフィーリングと排気音のみで購入するに値する個性を持っていると思います。しかし、レガシィ最大の欠点はシートです。多くの方が報告されていますが、とても人間工学を考えたとは思えない、腰痛症を増やそうとしているとしか思えない、最低のシートだと個人的には思っています。乗れば乗るほど腰が痛くなってしまうため、このシートの不出来を理由のみで、購入をやめる理由になると考えています。私は、低反発クッションを3個使用することで、対症していました。シートにはお金をかけるべきです。発売前には整形外科医に相談するべきです。その点、外車の中にはすばらしいシートの車がいくつかあり、シートの出来のみで購入したくなる車があることは、ぜひ見習ってほしいものです。最後に、燃費ですが、一人で丁重に乗って約10km/リットルでした。(レガシィのシートに体型が合い、腰が痛くならない人がうらやましい。)

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